交通事故では鞭打ちのほか、顔面の怪我にも気を付けて

交通事故ではドライバーの鞭打ちなどが目立ちますが、それ以外にも顔面に関わる怪我も多いです。参考サイト→弁護士法人アディーレ法律事務所 - 交通事故 後遺障害

自分自身の体験を元に、交通事故の顔面負傷についてお話ししたいと思います。顔の怪我は下手をすると視力を失うこともあるでしょう。さらに女性は、顔の大きな傷はメイクでもなかなか隠せず辛いものですよね。顔面負傷の怖さを知って、事故の予防につなげることが大切です。

顔面負傷した場合の注意点についても解説します。

フロントガラスが顔に刺さった母

これは私の母の体験談です。私の両親は離婚し、母は車が好きな人と再婚しました。母自身は免許を持っておらず運転はできません。車好きな旦那さんに、ドライブによく連れて行ってもらっていました。ただ、旦那さんはどういうわけか事故をすることが多くて、娘のわたしはそれが少し心配でした。

旦那さんの不注意で事故を起こしたときもあれば、駐車場に停めていて当てられたこともあり、加害者経験も被害者経験もある人です。車が好きなので尚更、日々気を付けなければいけないと思っていました。そんなある日、母と旦那さんが車で買い物に出かけることになり、私も駅まで行く用事があったので後部座席に乗っていました。

途中、旦那さんが薬局に寄りたいと言い出して、駐車場が満車だったので店の前に路駐して私と母は車で待っていたのです。私達の車の前には軽自動車が1台停まっていました。軽自動車のドライバーが帰ってきてそしてエンジンをかけて、次の瞬間、驚くべきことが起こったのです。

なんと軽自動車は、ギアを入れ間違えたのか、勢い良くバックして来たのです。車間距離はそれほどなかったので、ガチャーンッと私達の車にぶつかってきました。一瞬凄い震動があり、私もびっくりしましたが、「キャー!」と母が叫び、母を見ると、なんとフロントガラスが割れて母はガラスの破片まみれになっているではないですか。

慌てて車を下りて助手席のドアを開けると、母の顔面にはいくつかガラスが刺さっていました。すぐさま旦那さんも駆け付けて、運良くすぐそばに大きな病院があったので母を支えて病院へと行き、急患で診てもらうことができました。

運良く、ガラスはそこまで深くは刺さっていなかったようです。大きく切れた箇所はなかったものの、頬や額や唇からは血が滲んで痛々しかったです。顔面がヒリヒリ痛むようで、ショックも大きくて、しばらく病室で休ませてもらいました。

ただ助手席に座っていただけなのに、突然頭からガラスをかぶることになるなんて、本当に恐ろしいことです。その後いろいろな取り調べがあり、バックしてきたのは高齢者ドライバーで、やはりギアを入れ間違えたようでした。

おじいさんは本当に申し訳なさそうに謝ってくれましたが、やはり高齢者の運転は危ないですね。母の旦那さんもその事故以来、縦列駐車をするのが怖くなったようです。今回は、母の負傷も手術などに至らず良かったですが、その後しばらく母は車に乗るときは助手席でなく後部座席に乗っていました。

私も、母がガラスまみれになっているオカルトのような光景を忘れることができません。

顔面血だらけになった友達

これは私が大学卒業して1年目の話です。私は在学中、軽音楽部に所属してバンド活動をしていました。大学祭などでライブを披露します。卒業してから仲の良い男友達と、後輩達のライブを見に母校の大学祭へと行くことになりました。

当時私はまだ免許を持っていなくて、その友達の車で乗せて行ってもらったのです。友達はミニクーパーに乗っていました。私は助手席に乗らしてもらい、後少しで母校に着くというときに、アクシデントが起きたのです。大きい道路のわりに見通しの悪い交差点で、青信号に変わったので友達が発進した途端、バーンと物凄い衝撃を受けました。

その後のことは私は少し記憶がありません。気が付くと救急車の中にいて、友達が「大丈夫か」と私に声をかけていました。その友達の顔は血まみれで、息を飲むわたし。事故を起こしたのだと、一瞬にして理解しました。私はどうやら少しの間、意識がなかったようです。

「顔面血まみれやけど、そっちこそ大丈夫?」と友達に聞くと、「おでこが切れているのと鼻血が出ているだけやから、大丈夫」だと。それにしても、二人共無事で何よりでした。その後私と友達は病院で手当てを受けて、二人共軽症で済みました。

友達は3針額を縫い、私は後日に痛みが出てくる可能性があるので安静に様子を見るようにと。どうやら相手の車は、私達が乗っていたミニクーパーが小さくて見えなかったと言っているらしく、信号も赤に変わっていたようです。

私は当時免許を持っておらず、車に関する詳しいことは何も分かりませんでしたが、相手側に非があるということでした。私の医療費もすべて保険で賄ってもらえて良かったです。顔面血だらけだった友達は、その後運転が怖くなったようで、車は手放しました。

一度事故に遭うと、やはりトラウマになる人も多いようですね。何はともあれ、命に別状なくて良かったです。

おでこと鼻を強打

私自身が自分の運転で車を電柱にぶつける物損事故を起こしたとき、ぶつかった衝撃でハンドルでおでこと鼻を打ちました。「大丈夫ですか?」と近所の人が駆けつけてくれたときは、動揺していてあまり顔の痛みは感じなかったのです。

その後警察が来て、いろいろ取り調べも終わり、家に帰ってからなんか顔が重いなと思っていろいろ触ってみると、おでこと鼻部分を打っていることに気付きました。指で押さえると痛くて、翌日はおでこにたんこぶと擦り傷ができて、鼻も赤く腫れてきました。

交通事故は後から症状が出ることが多いと言われますが、その通りだと思います。数日は様子を見て、吐き気などが生じるようなら病院に行こうと思いましたが、運良く何事も起きずに済みました。

口を切って前歯を折る羽目に

友人が田舎で対向車と正面衝突して、田んぼに突っ込んだことがありました。その翌日、友人に会うと唇に傷テープを貼っていて、どうやら3針縫ったようです。さらに前歯も折ってしまっていました。ハンドル部分で顔面強打して、口から血を流しながら相手の人と話したと言います。

唇も切れて歯も折れた状態で、さぞかし痛かったことでしょう。相手の人は無傷だったようですが、前歯は保険も利かないし、物が食べにくいと困っていました。顔面を打つと歯が折れるなどのトラブルにもつながるので、気を付けなければいけませんね。

顔面負傷した際の注意点

交通事故でドライバーや助手席の人が顔面強打した場合、いくつか注意点があります。内出血をしている場合は、自分では気が付きませんが脳も衝撃を受けてしまっているケースがあるのです。すぐには症状は出なくとも、後日に吐き気や頭痛やめまいがした際は要注意です。

病院で、顔面だけでなく頭部もレントゲンやMRIを撮ってもらうようにしましょう。さらに強打したときに、顔の骨が折れていることも考えられます。骨にヒビが入っていても見た目には分かりません。これも同じく、病院で詳しくレントゲン撮影などをする必要があります。

顔面打撲した後は、アイシングをするのがおすすめです。温めるよりも冷やすように心がけましょう。交通事故での車の衝撃は予想以上なので、油断せず、病院を受診することが大切です。